まつげを伸ばすメカニズム

従来のまつ毛ケアでは、エクステはすぐに取れるので、継続するには費用が高くなってしまう、付けまつ毛は接着剤を使用するので肌やまつ毛への負担が心配、朝のメイクでマスカラを使うと時間がかかってしまう、市販の育毛剤では効果があまり実感できないなどという人が多くいました。
また、ビューラー、マスカラ、エクステを繰り返すとまつ毛が抜けやすくなり、ダメージを受けているという意見もありました。まつ毛が短い・細い・少ない・まばらなどの悩みを持つ人にとっては、これは本当に大きな問題です。このような悩みを持った人にもルミガンはオススメできます。また、化学療法などの副作用で、一般的な脱毛と同時にまつ毛も脱毛した患者にとっても効果が期待でいるのがルミガンです。
ルミガンの効果は有効成分であるビスマプロストによるものですが、これは元々、緑内障の治療薬として使用されていたものです。緑内障は目の水晶体などの血管の通っていない組織に栄養を運ぶ役割のある房水という液体の出口のシュレム管という小さな穴が詰まってしまい起こります。眼圧が高くなり、視神経を圧迫することで視力に障害が起こってしまいます。ビマトプロストには、眼圧を下げる働きがあるため、目薬として点眼する方法で治療に使用されてきました。ビマトプロストを点眼していた緑内障患者さんの中に、「まつ毛が長くなった気がする」という人が現れました。そして、まつ毛を伸ばす副作用が発見されたのです。これをきっかけに研究開発がされて、ビマトプロストには毛包を刺激し、毛周期の成長を促進し、まつ毛の長さを伸長します。休眠状態にある毛包を刺激して、まつ毛の厚みや太さを増加させます。
また、メラニン色素の生成を活性化する働きがあり、まつ毛の色を黒く濃くします。
まつ毛にも一定の寿命があって、初毛と脱毛が繰り返されており、これをヘアサイクル(毛周期)と呼んでいます。ビマトプロストはまつ毛のヘアサイクルに働きかけて、まつ毛の成長期を長くさせ、太く・濃く・長く育てると考えられています。そして、ルミガンは医薬品としては発売されるようになったのです。また、現在でも研究は進められています。